発声と音声表現のQ&Aブログ

ヴォイストレーニング専門の研究所内外の質問と、トレーナーと専門家のQ&Aブログです。 あくまで回答したトレーナーの見解であり、研究所全体での統一見解ではありません。また、目的やレベル、個人差により、必ずしもあなたにあてはまるとは限りません。参考までにしてください。 カテゴリーから入ってみると便利です。 【rf :他に詳しく答えているのがあるので、それを参考にしてくださいという表記です。】 引き続き、ご質問もお待ちしています。できるだけ順次とりあげていきます。

Q.発声にも役立つ用具、薬などを使えませんか。☆☆

A.この回答は原則として、健康な人でかつ前向きに昨日よりも進歩したい人に述べています。あらゆる補助具やケアは、気づくのに有効なこともあります。しかし、それらに頼り、常用するのは依存してしまい、体や自分の能力を、そこで甘んじさせたり弱めてしまいかねません。

私は、研究所をバリアフリーにはしません。そこに注意して足をあげることで筋トレにもなるわけです。もちろん日常の家庭でくつろぎたい人は別ですが。

ヴォイトレも調整ばかりでは、23年で限界がくるのです。しかし、この23年を鍛えていたらさらに可能性がでます。そこは分けられないので、全く別に息や体の補強トレーニングもあるのです。それを否定する人はもうプロで、現状維持、そして長年のキャリアを重ね、体をつくってきた人でしょう。そうでない人は、プロの人の自分と同じ年齢の頃の声を聞いて考えてみてください。ほぼ、できあがっているとしたら、わざわざトレーニングを必要としなかったのです。

レベルはともかく、ポピュラーはマイクがあるので、判断しにくいですが。(♯)