A.まず、声帯は痛みを感じません。もし何か痛みを感じるほかに、声が何日もずっとかすれていたり、いままで裏返らなかったような音で声が急に裏返るようなら病院に行って診てもらいましょう。
でも、声がかすれることが短時間であったり、声を出す瞬間だけに喉がぎゅーっと苦しくなる、または喉の真ん中(喉仏の下あたり)がいたくなったり疲れる場合、それは声帯の周りの筋肉が萎縮している事が原因です。
喉が声を出しやすい時、喉は実は太くなっています。喉の外側が、声を出す時にぐっと力が入って膨らんでいる(太くなっている)場合、声帯のまわりの筋肉が開いて、喉の締まった声になりません。
その喉を外に開くために良い練習は、お腹に力を入れながら、喉の外側を太くすることです。
このトレーニングは、喉が締まっていると最初は苦しいかもしれませんが、それは、締まる方の動きが強いからで、開く方の筋肉が使えてくると楽になってきます。
まだ喉を使っていない朝のうちと、喉を使った後夜寝る前に、5分間ずつ行うと効果的です。(♯§)