A.とても漠然とした質問ですが、いろいろな要素が考えられます。まずは基本的に技術力は必要です。技術があるからこそ、表現も豊かになります。いくら表現したいという気持ちがあっても、最低限の技術がなければ、自由に表現することはできません。そういった意味で技術が大切です。
そのうえで、あらゆる経験、体験が表現のためになります。読書をしたり、映画を観たり、舞台を観たり、コンサートを見たり、絵画鑑賞をしたり、自分の心が豊かになり、感動できるものは表現力の土台となります。心を豊かにすることが表現をする際にも活かされるのです。
また日常の人間関係や人間観察も大切です。普段、自分が接している人や環境、物、出来事から、どんなことを感じ、どんなことを得ることができるか、ここは大切なところです。漫然と過ごしてしまうのではなく、日々の出来事の一瞬一瞬を大切にしていくことも表現力アップにつながります。