A.かなりの疲労感があるならば力が入り過ぎています。ダイレクトに声帯を使う練習をしているときは、疲労を覚えるかもしれません。
乾燥している状態で口から息を吸うと声帯の湿り気が失われ、より負担をかけてしまいます。
息を吸う時は鼻から、発声時に喉を開くためには、舌を平にし、こめかみを開け、喉仏を下げながら、声帯を鳴らして下さい。
この練習は量より質です。長くても30分以上やらないで下さい。
フォームができていれば5~10分程度で充分です。
レッスン時は良い・悪いの違いを明確にするために時間を取っています。自宅で長い時間練習をして、喉が痛いと思ったら止めて下さい。
この練習は痛くなることは絶対にないのですから、間違っていると思って下さい。
喉を開くことに意識が行き過ぎて力が入っては本末転倒です。力を抜くことを忘れないでください。そうすれば疲労感も少なくなると思います。(K)