発声と音声表現のQ&Aブログ

ヴォイストレーニング専門の研究所内外の質問と、トレーナーと専門家のQ&Aブログです。 あくまで回答したトレーナーの見解であり、研究所全体での統一見解ではありません。また、目的やレベル、個人差により、必ずしもあなたにあてはまるとは限りません。参考までにしてください。 カテゴリーから入ってみると便利です。 【rf :他に詳しく答えているのがあるので、それを参考にしてくださいという表記です。】 引き続き、ご質問もお待ちしています。できるだけ順次とりあげていきます。

Q3310.客観的に自分を見る上で必要なことはありますか。

A.自分を客観的にみれなくなり主観ばかりが強くなってくると、声の感覚がズレてしまう道に逸れていくと思います。まず、姿勢が猫背になったり顎が前に出たりする人が多いと思います。客観性を失わないようにするには、まず、録音を定期的にする習慣を持つという事です。これで自分が出している音を客観的に聴くことを常にチェックできます。あとは、できれば録画も定期的にすることをお勧めします。姿勢、出しているフォームが崩れていることに気がつけるということは大切なことです。もう一つ大切な事は、レッスンに通うという事です。やはり、出しながら声の軌道を修正するという作業は、録画録音では難しいところがありますし、自分よりもよく肥えた耳の人の指摘は、自分の耳での判断以上の効果があると思います。(♭∀)