発声と音声表現のQ&Aブログ

ヴォイストレーニング専門の研究所内外の質問と、トレーナーと専門家のQ&Aブログです。 あくまで回答したトレーナーの見解であり、研究所全体での統一見解ではありません。また、目的やレベル、個人差により、必ずしもあなたにあてはまるとは限りません。参考までにしてください。 カテゴリーから入ってみると便利です。 【rf :他に詳しく答えているのがあるので、それを参考にしてくださいという表記です。】 引き続き、ご質問もお待ちしています。できるだけ順次とりあげていきます。

Q4027.素質(持って生まれたのと)と育ち(後天的に身につけられるもの)についての相違点(4)

A.持って生まれたものと言えば私は音域ではないかと思います。人によってはあまりトレーニングを積まなくても高音が最初から出る人がいます。しかしそれは持って生まれたものでありテクニックではありません。もって生まれた高音はよくない発声でも出てしまうために本人が発声の問題点を気づきにくいです。
しかし最初は出なくても地道に勉強して高音を掴んだ人は調子が悪かったり、バランスが崩れると、出しづらくなったりでなくなることがあるので自分の不調を感じやすいです。そうするとこれまで自分が勉強のノウハウがあるのでまた暫くすると復調してきます。
私の周りを見ていても男性の場合30歳位でそれまでの勉強の成果が顕著に現われてきます。
レーニングを怠った元から高音をもっている人は「若さ」で出していたので段々出しづらくなり高音を失っていくことが多いです。復調するにも高音を出すテクニックを持っているわけではないので中々うまくいかないようです。
ただ勘違いして欲しくないのは持っていないよりは最初から持っている方がよいです。最初から持っている人の方が、怠けずトレーニングを続ければ鬼に金棒ですからね。(
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