発声と音声表現のQ&Aブログ

ヴォイストレーニング専門の研究所内外の質問と、トレーナーと専門家のQ&Aブログです。 あくまで回答したトレーナーの見解であり、研究所全体での統一見解ではありません。また、目的やレベル、個人差により、必ずしもあなたにあてはまるとは限りません。参考までにしてください。 カテゴリーから入ってみると便利です。 【rf :他に詳しく答えているのがあるので、それを参考にしてくださいという表記です。】 引き続き、ご質問もお待ちしています。できるだけ順次とりあげていきます。

Q.声帯の疲れを直すトレーニングはありますか。

Q.声帯の疲れを直すトレーニングはありますか。

A.練習のしすぎで中音域から低音域が出にくくなったときなど、声帯の一部がたわんで声帯に力が入っていない場合に、発声したときにすきまができるので、息もれがすることもあります。これは声帯を休めないと治りません。しゃべらないこと、歌わないことです。
(♭ф)

Q.のどの薬は声に効くのですか。

A.声帯そのものには、液状のものでも気管に入るのは妨げられます。つまり、直接の作用はしません。うがいと同じで風邪予防や清涼感の方が目的となります。ただ、メンタル的によいのなら構いません。アメなどもありますが、水分を摂る方がよいということです。(♭ф)

Q.風邪のときに声がよく出るように思うのですが。

A.風邪をひいただけで、すぐに声が出にくくなるとは限りません。一時的にはひびきやすく調子がよくなることもあります。これは、喉や鼻に炎症が起こり、痰がからむなど、共鳴体の大きさも形も微妙に変わってくるからです。咽喉、鼻と共に声帯も充血して、声がうまく出るのでしょう。しかし、無理に長く使うと、後にひくこともあります。風邪のための声の障害は、風邪が治りさえすれば、2、3週間くらいで治ります。それ以上、長引くようなときは、他の病気も疑ってみることも必要です。(♭ф)