2008-01-01から1ヶ月間の記事一覧
A.アフタービート(後ろに強拍をつける)を感じながらやったり、足で8分音符を刻みながらやるとよい練習になるでしょう。また、リズムを正しく打てるだけでは、リズムを体で捉えているとはいえません。できるだけ口先のみにならないよう、体を動かしたり…
A.最初は、息の流れを気にすることなく、思い切って息を吐いてください。あまり最初に声のことを気にしてしまうと、息が吐けなくなり、小さくなりがちです。体から息を吐き、「スィ」「シ」など無声音から徐々に声にしていくとやりやすいでしょう。息から…
A.聞いた音を(口内で音を作らずに)そのまま発するように心がけてみましょう。発音をしっかりとろう、メロディに忠実にやろうとすると、どうしてもそちらに気をとられてしまいます。聞こえてきた音をそのまま、自分の体内にいろんな音のマップをつくって…
A.いいイメージでトレーニングできていると思います。息を吐くときのフォームとしては、上半身を曲げたときに、背中が丸く曲がっていないか、体のどこかが固くなっていないか、鏡で見てチェックしましょう。フォームは大切です。
A.音の聞き取りトレーニングが必要でしょう。イメージとしては、自分の中に音のマップをつくっていくような感じです。頭でなく、感覚で音を捉えられるようにしていきましょう。(rf)
A.体で今まで使ってきていない部分が使われているからでしょう。無理する必要はありません。上半身を曲げたときに、背中が丸く曲がっていないか、姿勢は鏡などでチェックしてください。息を吐くときに腰や背中を意識すると、しぜんとお腹にも意識が向くと…
A.フレーズ語尾の伸ばし方が同じになっているところは、注意してみてください。これがメリハリを損ねる原因になります。同じようなフレージングでいくらサビを盛り上げようとしても、やはり同じように聞こえてしまうものです。これについては、言葉のトレ…
A.感覚的に、言葉を体で捉えてみましょう。言葉の意味を伝達するのと、言葉を借りて表現するのでは、少し違ってきます。ここでは、言葉を言葉として読むのではなく、体から声にすることを目的にしてみてください。もう少し長い文の方がやりやすい場合は、…
A.「息吐きで横腹をつき出すメニュ」と、「息を吸うときにお腹をふくらませ、吐くときにお腹をへこませるという、腹式呼吸のメニュ」とは、別のメニュと考えてください。腹式呼吸法というのは、より意識的に呼吸を行なっていくための方法ですが、より体が…
A.集中力が必要です。一番いけないのは、言葉がダラダラと流れてしまったり、間のびしてしまうことです。自分のイメージが相手にそのまま伝わるということはどういうことか、その辺を考えながら、もう一度、自分の朗読をチェックしてみてください。最初は…
まず「ハイ」で一番深いしっかりと出るところを取り出します。息や体を変えずに、同じ状態で「いつか」と言ってみましょう。「ハイ」と同じく「タン!」というひとつのリズムの中に「いつか」と入れるイメージです。表現を考えるとどうしても体から離れてし…
A.何かを読んでいると感じさせるくらいなら、歌詞のイメージが直接伝わるようにしていきましょう。これは声を深めるとともに、言葉を一つに捉える感覚をつけていくことでずいぶん変わっていきます。何か一所懸命に話すときよりも、テンションが高くなくて…
A.もう一度、全体のストーリーをよく読み込んでください。そのストーリーの通りに何かするのではなく、歌詞の内容を通して、自分の中の表現したいものとの共通項を探すことが大切です。文字の表面にとらわれず、全体がどこに向けて展開していくのかを感じ…
A.雰囲気をつかみ、丁寧に心を込めて歌うと、好感がもたれる歌となります。しかし、そこからステップアップするには、より完全な呼吸のコントロールが伴うようになることです。体が強くなることによって息の支えができ、声の固さがとれて自由になってきま…
A.常にリズムは流れています。そこでの呼吸、ビートの感じ方によって、歌の印象が大きく変化します。これはカラオケなどで伴奏をつけ慣れているとわかりにくい感覚ですから、意識において練習していきましょう。
A.歌として大体まとまってきたら、そのときこそ歌詞を自分の言葉にして、しっかりとメリハリをつけて言い切るようにしてみましょう。しぼり込んでいくことです。
A.息を声にする感覚をつかんでいくことです。息だけで好きな曲を思いっきり歌ってみるのもよいでしょう。すぐに息が切れてしまうことがわかると思います。息がなくなっても、しっかりと最後まで吐ききるようにして息で歌ってみてください。息から体を鍛え…
A.のどで音を調整しているためでしょう。特にフレーズの最初の部分が不安定になりやすいので、録音したものをよく聞き直してみてください。体が使えるようになると、徐々に解決してきます。まず、今の自分の状態をしっかりと把握することが大切です。多少…
A.トレーニングとしては、どの曲のどんなところを、どう感じているか、詳しく書き込んでいくことをお勧めします。歌いたいという気持ちは、歌い手を目指す人なら誰でも持っているものだと思いますが、それを自分にしか歌えない歌、としてはっきり際立たせ…
A.発音のよい人ほど、もっと感覚的に言葉を体で捉えるようにしてみましょう。言葉の意味を伝達するのと、言葉を借りて表現するのでは違ってきます。何かを読み上げているというふうに聞こえてしまわないように、言葉に勢いを持たせつつ、イメージをしっか…
A.ウォーミングアップを入念に行ない、体のどこがどう変わっていったか、はっきりと感じられるようにしていきましょう。初心者のときに一番大変なのは、差があるのはわかるけれど、それがどれくらいなのかが見えないことではないでしょうか。体を感覚しろ…
A.レッスンのとき、本当はもっとちゃんと声がでるのに、レッスンの受け方がもったいないと思うことがあります。トレーナーの言うとおり、(言葉のとおり)やろうとしすぎていませんか?例えば、トレーナーに「もっと息を流して歌いなさい」と言われたりし…
A.丹田に意識を集中するのはよいのですが、実際声が出るのは喉です。丹田は支えに使い、響くのはもっと全身をイメージしたり、頭から声を響かせるイメージを持ちましょう。 (♯§)
A.地声が良いです。ただ、地声=太く低く割れた声というワケではありません。しゃべっている時の声と思ってください。また、レッスンではいろいろなトレーニングをしているので、声もいろいろ出てしまうと思いますが、だんだんと自分の声が出せるよう、が…
A.トレーニングを始めた頃というのは慣れるまで身体に力が入りがちで、ゆっくり息を深く吸うという余裕が中々なく、お腹が前に出る、ウエストの横が広がっていくなどの実感がつかめないかも知れません。また、普段話している言語による発音、発声の意識も…
A.この言葉も人によって使い方が違うようです。和訳をするなら、「混声」と呼ばれます。この混声という概念は、「中声・中声区」と同じものだとみなされていることがありますが、正しくは、「全声区の融合」という意味です。声区の融合の必要性は、歌い手…
A.イタリア語で「顔」という意味です。英語ならマスクです。具体的には、顔の頬や軟膏蓋を意識してください。これも、共鳴を意識させるときに使われる言葉で、頭部共鳴とひとつです。鼻腔共鳴とも共通しており、鼻根部に声を当て「マスクの中へ歌う」とい…
A.「優れた歌手は誰でも、その声を声区に分けることができる。つまり、ある声区のときに主として働く筋肉を、それぞれ別々に働かせることができるのである。そして、それらの機能の個々についてもまた、コントロールすることを知っていなければならない(…
A.歌を歌う際に意識をしなくてはいけないのが声区の問題です。音楽には音域というものがあり、多くの歌の場合、地声の一辺倒で歌いこなすことは難しいでしょう。声区には一般的には2声区と3声区に分ける考え方があります。 2声区・・・「胸声区」と「頭…
A.「ファルセット」、「裏声」、「仮声」と定義があいまいで、人によって説明も違っているようです。ここでは『うたうこと 発声器官の肉体的特質』(フレデリック・フースラー/イヴォンヌ・マーリング著)を参考にします。「仮声」は声区のなかで呼ばれる…