A.声を出すときの体の使い方は、声楽であってもポップスであっても、俳優でも同じです。
声楽では声を出すことに特化してトレーニングを行ないます。そしてボリュームのある声を鍛えていきます。ですから学んでいくうちに、体を使って声を出すことや、体をひびかせて声を出すことが身についてきます。体は楽器なんだということがわかってくるのです。
体の深いポジションから声を出すことを学んでおけば、声の安定はもちろん、表現も深いものになっていきます。
そして声楽を身につけておくことで、あらゆることに対応することができます。歌手でも俳優でも、声を出すための基礎というものが大事です。そういった基礎を声楽から学ぶことができるのです。