A.はい。私は、のど仏の詩を作ったことがあります。声は死ぬまで使います。そして、骨拾いでは、のど仏の形をした骨」を最後に納めます。そこには、仏さんがいるように見えるからです。生きている間、使い尽くすのが供養というものです。
「最期のうた」
ぼくの のど仏を 誰かが
ハシで はさんで みる日が
いつか 必ず くる だろう
そのとき ぼくの のど仏は
さいごの 音 を
発して くずれ る だろう
それは、きっと、何の
輝きも 深み もない
音だ ろう
(それを ぼく だけ は
やはり 聞くこと が
できない のだ)
(30年先か3日先か、いつか、きっとのうた)(EI)
のど仏(喉頭の軟骨)は熱で溶けるので、仏の形で残るのは、第2頸椎です。(♭б)