発声と音声表現のQ&Aブログ

ヴォイストレーニング専門の研究所内外の質問と、トレーナーと専門家のQ&Aブログです。 あくまで回答したトレーナーの見解であり、研究所全体での統一見解ではありません。また、目的やレベル、個人差により、必ずしもあなたにあてはまるとは限りません。参考までにしてください。 カテゴリーから入ってみると便利です。 【rf :他に詳しく答えているのがあるので、それを参考にしてくださいという表記です。】 引き続き、ご質問もお待ちしています。できるだけ順次とりあげていきます。

Q.喉仏で声は、出るのですか。

A.はい。私は、のど仏の詩を作ったことがあります。声は死ぬまで使います。そして、骨拾いでは、のど仏の形をした骨」を最後に納めます。そこには、仏さんがいるように見えるからです。生きている間、使い尽くすのが供養というものです。

 

「最期のうた」

ぼくの のど仏を 誰かが

ハシで はさんで みる日が

いつか 必ず くる だろう

そのとき ぼくの のど仏は

さいごの 音 を

発して くずれ る だろう

それは、きっと、何の

輝きも 深み もない

音だ ろう

(それを ぼく だけ は

やはり 聞くこと が

できない のだ)

30年先か3日先か、いつか、きっとのうた)(EI)

 

のど仏(喉頭の軟骨)は熱で溶けるので、仏の形で残るのは、第2頸椎です。(♭б)