発声と音声表現のQ&Aブログ

ヴォイストレーニング専門の研究所内外の質問と、トレーナーと専門家のQ&Aブログです。 あくまで回答したトレーナーの見解であり、研究所全体での統一見解ではありません。また、目的やレベル、個人差により、必ずしもあなたにあてはまるとは限りません。参考までにしてください。 カテゴリーから入ってみると便利です。 【rf :他に詳しく答えているのがあるので、それを参考にしてくださいという表記です。】 引き続き、ご質問もお待ちしています。できるだけ順次とりあげていきます。

Q5103~5105.呼吸とは吸って吐くのですか。

Q.呼吸とは吸って吐くのですか。

A.呼吸は呼気と吸気ですから吐いて、その分、入れる方が楽です。レントゲン写真も「大きく吸って、止める」は、苦しいですね。その前に吐いておいたら自然と大きく吸えます。

 

Q.呼吸は3秒吸って12秒吐くと習いました。間で2秒止めて10秒吐くという先生もいます。どちらが正しいのですか。

 

A.アプローチの例ですから好きなようにしてよいでしょう。この秒数にも大した根拠はありません。ただ、息を止めて、確認し態勢を直した方がよいという人と、止めることで呼吸の流れが中断されるのはよくないという人がいるようです。

 

 

 

Q.呼吸の練習はfuとかsuとかsisと息の音を立てる方がよいのですか。

 

A.人それぞれ、トレーナーそれぞれです。この手のトレーニングは結果を出すこと、つまり、体づくり(息、発声含め)が大切なのですから、細かい差より、続けることに意味があるのです。となると、続けやすいメニュを選んだり、少し難しくても自分なりに実感のあるものにチャレンジしてみるのがよいでしょう。