A. 緊張しないようにするのは難しいので、自分は極度の緊張をするのだということを受け入れて、緊張した後でも歌える状態にもっていくことを考えてみましょう。まず本番までの過ごし方が変わらないままでは、今後も同じ緊張を繰り返すことは目に見えています。
例えばですが、本番の1週間前に、本番当日のことを考える、自分の姿や演奏を想像する、そして不安になる、極度の緊張が襲ってくる、という流れだったとします。これはある意味、かなりリアルに想像できるからこそ緊張が襲ってくるのです。それを本番の1ヶ月前に前倒ししたらどうでしょう。1ヶ月前になったら、意図的に、リアルに本番の自分を想像してみるのです。たとえ極度の緊張がきても、まだ本番まで1ヶ月あると思い直せば、1週間前よりは緊張が緩みやすいと思います。そして1か月前であれば、緊張した自分をもっと客観的に見ることができるかもしれません。試してみる価値はあると思います。
これはほんの一例ですが、試してみないと効果は分からないので、この方法に限らずとにかくいろんな方法を試してみることです。何かしらの行動を起こすことが始めの一歩だと思います