2014-06-22から1日間の記事一覧
A.最初の言語の音声パターンは、その人の話し方の特徴のきわめて大きな部分を占めることになります。その人が十代以前に第二、第三の言語を習得しないかぎりは、10代を過ぎた後に習得した言語は、いつまでも「外国訛り」で話されることになるのです。どこ…
A.話し手が私たちの目に見えない場合でも、その人が楽しいか、みじめな気持ちか、怒っているか、不安な状態かなどは、その人の語ることばの内容以外の音声などから、わかります。声の量、高低、速度といった特徴が、感情をより正確に伝えるのです。ただし…
A.声をあげるということだけなら、動物や鳥でも、うなったり、さえずったり、いくつものパターンを持っています。快や不快、恐れや怒りを表している分には、感情表現といえないわけではないでしょう。ただ人は、この声をことばにしていきました。のど、口…
A.声は、ことばや表情以上に感情を伝えます。特にことばや表情に頼れない赤ん坊、そして、お年寄りなどは、人の声のトーンやテンポ、ひびきで感情を聴き分けているのです。一喜一憂するわけです。それに、赤ん坊にとっては、お母さんの声は生まれる前から…