A.実力のキープでなく、さらなる増強にトレーニングが使われている場合の判断は難しいものです。
確かに、何事もマックスまで高めるのはよいことです。しかし、すべてがマックスにならず、その前にバランスが問われます。また効果の打ち消しも出てきます。あくまで目的のためにどのくらいのトレーニングをするのかがあるべきです。
呼吸の力などもその一つです。それをマックスにもっていくのでなく、声として効果的な応用のできるようにする方を優先するのです。
すべては、関連しており組み合わさっていることを忘れてはなりません。部分的なトレーニングは、トータルからの位置づけをはっきりさせていくことです。自分の体や感覚に合っているか、フォームが偏っていないかをチェックする、その基準を高めるのです。(♯)