A.お医者様からはどのように言われていますでしょうか?声帯にもう何の問題もないなら、以前同様しっかりトレーニングをなさっていけばいいと思います。声帯を傷めた後に、声を出すのを怖がって、恐る恐る出すあまりに、とても弱弱しい声になってしまう方が見受けられます。しかし、もう治ったということであれば、日ごろ何気なくお話をする声のトーン、思わず大爆笑してしまった時の声のトーン、これらで使っているレベルの声であれば何も問題なく出せているのですから、安心して、自分を信じて発声練習していきましょう。
しばらく歌っていないで、久々に歌うと、声帯の周りの筋肉が筋肉痛のような状態になります。しかしこれは二~三日もすれば収まりますので安心してください。
単音のロングトーン、二音のボカリーゼ、ハミング、ウの母音などで喉に負担の少ない音量ではじめてみてください。もう治っているのだから、と自分を信じて少しづつ声を出せていた時の感覚を思い出しながら練習をしてみましょう。(♯β)