2010-01-01から1ヶ月間の記事一覧
A.力の入れすぎも原因かもしれません。また、上半身に力が入っているのかもしれません。重心を下にしてお腹中心で歌っていきましょう。(♭∞)
A.お腹に取り込んだ息が体の中心を通って、外へ流れ出しているイメージでよいです。息のスタートポイントは、お腹です。(♭∞)
A.レッスンの時に改善された発声をキープすることは、実はなかなか難しいです。レッスンの時にはトレーナーがついているので、正しい方に行くように導いてもらえますが、その時の状態は自然には長く続かず、時間がたつにつれてまた元の状態に戻ることは(…
A.声量は、もともとの喉の仕組みや体の骨格によって、かなりの個人差があり、それは生まれつきのものです。つまり、声量はそれぞれの持っているもので決まるところが大きく、無理に増やすことは体や喉の限界を超えようとすることであり、いいことではあり…
A.様々なメニュがあると思いますがここでは私がお勧めする方法の一つを書きます。とても簡単な運動を加えて発声練習を行います。 それはビックリすることです。顔全体でビックリした表情を作って「ハッ」と音もさせてください。これだけです。 うまくいく…
A.始めてヴォイストレーニングを習う方々のレッスンで気をつけていることがあります。それは「無理をさせないが臆病にならない」ということです。 初心者に続けて30分以上レッスンを行うというのはあまりお勧め出来ないレッスンの方法だと思います。どう…
A.ロングトーンの訓練をおこないながらクレシェンドし大きくなったらデクレシェンドしながら終わるという訓練です。この訓練はmezza di voceという名前の訓練法です。昔から声楽家の中では有名な訓練法です。ただし、この訓練の際は息の流れとと…
A.先日あるテレビ番組で美空ひばりさんの記念番組がやっていました。私の中での美空ひばりさんというのは「演歌」「歌謡曲」というイメージがとても強かったのですが映像の中のひばりさんは「ジャズ」「ブルース」「シャンソン」なども素晴らしい声で歌わ…
A.基本的に私のレッスンではクラシック的とかポップス的という考えではレッスンをしていません。どれだけ声帯に負担をかけずに良く通る声で歌えるかという視点でレッスンしています。現在の日本のポップスの世界は年齢を重ねるごとに声ががさついてきたり…
A.簡単に言えば音域はのびます。しかしテノールになれるかというと一概に「なれます」とも言えません。何故あなたがバリトンだとよく言われるのかは分かりませんが、低い音が出る、声が暗めだという理由では本来バリトンだとは断言できません。暗めのテノ…
A.きれいな声に憧れる人は多いと思います。しかし、きれいな声を出そうとすると、8割がたうまくいかないことのほうが多い気がします。多くの場合は、支えが抜けすぎて声を置きにいくという結果になると思います。きれいな声というものは、支えがしっかり…
A.人間の体は、筋肉によって動きます。もちろん、声帯も喉も呼吸関連筋も、また、支えも、全て筋肉の強さが大きく関係してきます。ですから、それらの筋肉をきたえれば、声もきたえられそうな気がします。確かにそのとおりなのですが、ひとつ、忘れてはい…
A.本当にナチュラルないい声の歌手に共通する点は、決して頭部共鳴をしていても意識が上にないことです。動物や、自然界の生き物の声も同様です。究極の自然とはどういうことかというと、無意識の中で出す声だと思います。もちろん、歌手は発声を意識しま…
A.発声は確かに筋肉の運動能力が高い必要がありますが、体をガチガチにしてがんばっている人がとても多いことは否めません。そのような人は、俊敏性を高めようという考え方を持ってください。たとえば、100メートルを走るのに、体がプルプル震えるくら…
A.一流のオペラ歌手の映像を見ると、体の拡張がとても大きく、息を吸うときに音が聞こえる人もいます。意外と、このことを忘れて響きばかりに固執していると、声のスケールが小さくなってきますし、喉で詰めやすい声にもなっていきます。大きく呼吸を動か…
A.最初に断っておきますが、ストレッチ自体が発声の能力を引き出すメソードというわけではありません。しかし、ストレッチを行うことはとても重要なことで、血の巡りをよくして全身の筋肉をリラックスした状態にすることは、、喉の筋肉にとっても確実に良…
A.呼吸が深く扱えた時は、腰に空気が入ったかのような感覚になります。しかし、この吸うということを自発的に行おうと練習をしすぎると徐々に感覚がまた分からなくなったりもします。これは、吐くという行為を忘れて吸うことばかりに意識が行ったためにそ…
A.長い間ヴォイストレーニングを行っていてモチベーションを保てなくなる時期というものがあると思います。そのような時期は、一生懸命やってもどこかやりきれなかったり、効果が上がらなくなったりするものです。モチベーションとは、自分でいろいろ新し…
A.高音を歌う個所で、特に難しいのは早くブレスを取った後の高音です。充分ブレスに時間がかけられる個所は、落ち着いてフレーズを始める準備がしっかり整いますが、速いパッセージの中ではバランスが崩れやすくなります。そのようなフレーズで声がはまり…
A.深い声を出そうとして逆に喉を詰めてしまう事は、トレーニングを長年やっている人は経験してきているかもしれません。逆に、浅くだして声を軽くしようとしてしまうことも同様に上手くいかないと思います。 ではこのような経験はありますか。深い声を作ろ…
A.ある有名なトランペット奏者の隣で歌ったことがありますが、上手なトランペット奏者の場合は意外と「ゴーゴー」というノイズが聴こえてくる事を発見しました。逆に、学生の中では上手だけど世の中で中々認められないでいる新米のトランペット奏者の音も…
A.スポーツ選手もそうですが、スランプのときというのはフォームが必ず乱れているものです。そして、それに気づかないことがスランプから脱出できない大きな原因です。フォームが乱れる原因は様々で、体調がよくない場合もありますが、体調は全く問題ない…
A.ヴォイストレーニングでは、時には無表情に声を出すことも(声に色をつけないでナチュラルに出す目的で)行いますが、表現者としてステージで声をコントロールする際、声の色や表情というものをつけることはとても重要です。というよりもこれがないとお…
A.パッサッジョでは、声を開くのではなく、閉じて歌わなければなりません。専門的には、アペルト(開いた)、キューゾ(閉じた)(両方ともイタリア語)といいますが、キューゾで出ださないといけません。つまり、口を大きく開けすぎず、口のフォームを変…
A.後ろだけを意識しすぎるのはよくありません。意識しすぎて逆に力が入ってしまいます。背中は意識はするのですが、意識しすぎないように、結果として動くようになるようにトレーニングしていきましょう。また直接筋肉を動かしてしまうことがあります。あく…
A.教えてもらうスタイルよりも、盗むというスタイルでレッスンを捕らえたほうが、オリジナルな歌や表現力を身につけやすいと思います。特にポピュラーミュージックの世界はクラシックと違い、発声が正しいからといって、もっというと上手いからといって、…
A.どちらが正しいというのではなく、まずはお腹の前に取り込むことを意識していきましょう。そして徐々に横腹が動くようになり、後ろ腹(背中下)も動くようになってきます。お腹全体で息を取り込んでいるのですが、順番としては「前腹」→「横腹」→「後ろ腹…
A.どのぐらいお腹が膨らんでいるのかわかりませんが、リラックスして、自然にお腹が動くことが大切です。そのためにあらゆる息吐きトレーニング、呼吸法を行っていきましょう。次第に自分に合った呼吸が身についてきて、お腹も自然な形で膨らむことと思いま…
A.練習内容にもよります。直接声を使う練習にはやはり限界はあります。集中して30分~1時間が目安でしょうか。どうしてもそれ以上練習したい場合は、休憩をはさんで行いましょう。また練習の時間が長ければいいというものではありません。どれだけ集中し…
A.まずは長所について考えてみましょう。長所を伸ばしていくことは、一番大切なことです。長所を伸ばしていくためには、まず自分の長所を自分で認識し、その長所を伸ばすための努力をしていくことです。その長所とは例えば「いい声を持っている」「セリフ覚…