23.一般的なヴォイトレ/スクール/トレーナー/レッスン
A.ヴォイストレーニングがお客さま気分で行なわれている今の時代では、真の実力をつけようにも、難しいものです。そこでは楽しく、ただリラックスすれば、どんな声も身につくように望まれているようだからです。 声のように個人差が大きく、目的も多様で、…
A.そうではなく、トレーナーとともに考え悩みながら創造していくのが、本当にあなたの力となるヴォイストレーニングだということです。トレーナーは少しずつその材料と基準を与えていき、あなたはそれをいかに有効に使っていくか、それを組み立てていくこ…
A.これも私が私自身を誰にでも推薦できないのと同様、どこのトレーナーをもお勧めできません。同じ人に出会って、同じことを聞いても、それをどう受け止めるか、活かせるかは、受ける側の心持ちや準備によります。(♭)
A.「桃李(とうり)もの言わざれども下(した)自(おのずか)ら蹊(みち)を成す」(「史記」李将軍伝賛)ということです。(♯)
A.それも一つの勉強法です。しかし、現実的に、日本人が同じレベルに応用するには、無理なことが多いようです。そういうところで学んだ人の声を聞くとよいでしょう。本人自身が、まだまだ基礎の声や判断力をもっていないことも多いように思うのです。(♭)
A.それは、裏切られ離れられたと、お互いが思うだけドツボです。自分が分裂し、さらに、広く世に働きかけられるようになったと思いましょう。自分といっても、自分の名などどうでもよくて、自分もまた先人から学んできたのです。あなたが次に動いたらよい…
A.他のトレーナーのレッスンをやめて、私のところのレッスンに来られる人もたくさんいます。しかし、トレーナーの本当の能力と、自分に合うか合わないかという判断は、そんなにすぐにできるものではありません。こういう人の中には、どこでも学べない人、…
A.好き嫌いや、わかりやすい、やりやすいという理由だけでトレーナーを選ぶことは、初心者にはありがちです。それは仕方がないかもしれません。しかし、本当の目的のためにはどう選ぶのか、そのことを学んでいくことが大切です。決して一人のトレーナーだ…
A.カラオケは機材、トレーナーは人間です。カラオケで声を出すようなのは、すでに人前で心身、声をどう使うのかというレベルを超えています。トレーナーは、厳しい観客です。(♯)
A.そのクラスで、プロの声優になれる人は何人いると思いますか。10年、20年、一生、声優としての仕事が続く人はどうでしょう。スクールとしてなら、一人いるかどうかではないですか。クラスの人と比べるのでなく、あなた自身がダントツのプロであることを…
A.そこを充分に活かす努力をしましたか。そこで何か一つでも、誰か一人でも知り合えたとしたら、それで充分です。それを活かそうとしたら、さまざまな可能性が開かれます。レベルが低いと言うのは、それを選んだ自分のレベルが低いと言っているだけのこと…
A.その原因を解明しましょう。あまり薬や注射に頼らないこと、周りの環境をよくすること、状況により接し方を考えましょう。本人の柔軟性を高め、依存心をなくすのも大切です。声には生き方や育ち、記憶にないものの影響もあります。心が最たる要因のケー…
A.総じて現状は、施術する人も、自分のところに合っているのかどうかの判断もなく、よりふさわしいところへの紹介、それもなく、以前に他のところとの比較や情報をもっていません。本人(患者)が選ぶのを待ち、続くのかどうかは本人自身の意志によります…
A.合わせようと従属するのでなく、相手の望む方向に一時、歩み寄って合わせてみようと考えてみましょう。(♯)
A.不機嫌は伝染します。機嫌のよいのも伝染しますから、あなたが踏ん張って笑顔で返しましょう。(♯)
A.励まして、「落ち込むな、無理するな、元気出せ」と言って憐れむと、人は余計みじめになることもあります。励ましでなく同情しているからです。それさえ必要なときもありますが…。(♯)
A.「早く」「だめ」「よくない」は言いません。「元気出せよ」より「大変だったね」が共感ワードですね。(♯)
A.相手によって変わるのは当然です。誰でも変じるものでしょう。私たちは演じているのです。いつも本音で態度で示していたら、誰ともうまくいかなくなります。弱い立場の人に傲慢に偉ぶらず、謙虚に控えめに接することで、同じように振舞うというのなら、…
A.相手のことばに囚われたり、ことばを発しないからとスルーするのでなく、読み取らなくてはなりません。 反応が返ってこないというのは、簡単ですが、それは、こちらの問いかけや受け入れ態勢の問題として考え、ときには変えてみるとよいでしょう。何か言…
A.メールやレポートなども使うとよいでしょう。もっともよいのは、私のところのように、問いに対して第三者としてのカウンセリングができるスタッフを入れることです。専門的でなくても、あなた以外の誰かを入れるだけでもよいと思います。トレーナーや方…
A.時間を待たなくてはわからないこともたくさんあるので急がないことです。不満足な顔をしていても、充分に満足されていることもあるし、不満足でもうまく身についていることもあります。むしろ、気をつけたいのは逆のパターンです。レッスンは、決して相…
A.よいアドバイスとそうでないアドバイスがあります。素人にはその区別のつかないことです。何かについては詳しく、専門的であったり、キャリアをもっているからといって万能ではないからです。(♯)
A.たとえば、「響かせて」と「響くようにして」、「吸う」と「入れる」も受け手のイメージは違ってくるのです。イメージだけでことばにならないものを伝えるのですから、相手をみて、いろんな例えをうまく使わなくてはいけません。語感が鋭くないと、理想…
A.予断を許さないこと、すぐ結論に結び付けないこと、その点に気をつけることです。自分の行っていることの正当化のために相談してもどうにもなりません。(♯)
A.マンネリの打破と第三者でのチェック、セカンドオピニオン的使い方をお勧めします。毎日足を使うこと、笑いながら呼吸のトレーニングする、笑顔をつくるなど、いくつかを両立させてみるのもよいでしょう。(♯)
A.人の場合、人体実験はできないので、最近は脳科学がもてはやされているのですが、それもアプローチが中心になっているのにすぎません。「再現できた」と言ったとしても、ヴォイトレの効果では、何をもって同じとみるかに、かなりのばらつきがあるのです…
A.先生はやる見本でなく、聞く見本となるべきです。でも、それをまず叩き込むのも一つのステップかもしれません。受けがうまくなってこそ、技も伸びます。(♯)
A.ノウハウを知ったところで、それでうまくいくことは稀です。いくら医学書を読んでも、実習なくして技術は、手につきません。さらに医者なら実技がありますが、そういうのが課されていない分野では、仕事や人生としての設計プランニングや思想をもつこと…
A.お医者さんも1日何十人も診るのですから、たまったものではないでしょう。私も1日20名みていたこともありましたが、それは、決してよい状態でありませんでした。検査をたくさんして病名を聞いて安心し、薬をたくさんもらって喜ぶとしたら、決してよく…
A.検査好きな人は、たくさんの検査を受けると病名がはっきりわかると思い込んでいます。保険で自腹も痛まない。病院もこぞって何億円もするCTスキャンを入れるから、元を取ろうと検査を勧めるわけです。何のためかわからなくても、念のためと…。フィジカル…