2022-09-01から1ヶ月間の記事一覧
A.横隔膜の近くに、全身の8割のリンパ液が通る、乳ビ槽というところがあります。老廃物の溜まるところです。これも大きく動かすことによって、リンパをうまく流すことができます。リンパ液の中にいろんな物質も含まれています。ちなみにリンパ液は、1分間…
A.セロトニンは、幸せホルモン、ドーパミンは報酬系ホルモンと呼ばれます。心から笑っていると両方が出ますが、さらに快楽ホルモンのエンドルフィンの分泌も高まります。お腹から笑うと、呼吸法と笑いの効果の両方を享受することができます。
A.ノルアドレナリンは、脳を覚醒させやる気を起こさせます。ただし過剰に出ると、緊張や不満が高まります。それはセロトニンで抑えるのですが、そこに呼吸法が役立ちます。 同じような状態で分泌されますが、脳のパフォーマンスはノルアドレナリン、それに…
A.入浴では、疲れた体がリラックスして、交感神経が抑えられ、自律神経のバランスが整います。毛細血管への血流が増えて、深部体温が下がりやすくなり、内呼吸の効果が上がります。眠りの質も高まるでしょう。38度くらいがお勧めです。そこでゆっくりと腹…
A.呼吸を深くするためには、たくさん吸おうと思うよりも、吐く息を長めにゆっくりと出すことからです。それで感情もおさまります。 横隔膜が1センチ下がることで300ミリリットルくらいの空気が体内に取りこめます。10センチほど動く人であれば相当量、取り…
A.わかりやすいのは高山病です。頭痛、吐き気、食欲不振、眠れないなど、血中酸素濃度が少なくなると疲れやすくなります。貧血でだるくなるのも同じです。 胃腸の具合がよくない場合、消化器官の血流と酸素不足の場合があります。狭心症は、心臓の筋肉に酸…
A.呼吸、体温、脈拍、血圧です。これらをバイタルサインといいます。活力の信号なのです。これが健康状態のバロメーターとなります。すべて9の倍数で覚えるとわかりやすいでしょう。呼吸18、体温36、脈拍72、血圧144。
A.脳波はα波が増え、脳下垂体の自律神経系、ホルモン系の中枢が安定します。プロスタグランジンの発生が盛んになり、血液での活性酸素の働きを抑制して、白血球の中のリンパ球が増加します。免疫力が増加するわけです。 脳のセロトニン神経も活発に活動し…
A.呼吸の深さに影響するのは、姿勢や日常の運動量、筋肉量などです。柔軟運動なども大切です。肩を回したり肩甲骨を離したり、首の運動、などがよいでしょう。全身が凝ってるような状態で深い呼吸やよい声が出るはずはありません。後はゆっくりと大きく長…
A.肺活量は体の大きさなどとも関係するので、確かに女性は身体が男性より小さいから、そういうケースが多いです。しかし、肺活量の少ないことが、呼吸や声とそのまま関係するわけではありません。 深い呼吸を使っているなら、十分に声も出せるわけです。 …
A.腹式呼吸の最も安易な説明は、お腹をへこまして吐くようにということです。吸気をするとお腹が膨らみます。そこでお腹が動いているので、腹式呼吸ができたというわけです。 ただし、呼吸ということから考えると、全く逆の動きも含め、できるだけ柔軟にい…
A.最初は、できるだけトレーナーのいうことを素直に受けて行った方がよいと思います。 ただし、場合によっては、身体の動きや形が、教える人と違うのに、感覚や原理的なところでは正しく合っていることもあります。トレーナーが注意をしないのであれば、そ…
A.それは教える人と実際の体に起こる感覚や変化が正しく共有されたときに有効です。 当然、トレーニングを続けていく上で、少しずつわかってくることかもしれません。大体は、実感するに時間のかかることです。 違う方向に行ったり、自分で勘違いしてしま…
A.方法となると、言葉を使うのですが、何かにたとえないとわかりにくいので、どうしてもイメージで伝えなければならなくなることが多いのです。 そのために、臍下丹田、上虚下実、チャクラとか、いろんなイメージ言葉が使われます。これらは、イメージを引…
A.腹式呼吸という名前自体が、お腹で呼吸するイメージですから、自然とお腹に力が入ってしまうのです。むしろ、そこは解放する気持ちの方がよいでしょう。 丹田呼吸の教えなどは、お腹に力を入れるようにと強制的に教えている場合があります。 日本ではお…
A.お腹に力を入れるということでは、いきむことも同じです。お年寄りがトイレで脳溢血で倒れるのは、血圧が高いとか心臓に欠陥があるとか、喘息、肺気腫などの人は特に、腹圧をかけないように気をつけましょう。
A.医者などにもそういう指導をする人はいます。お腹に全く力が入ってないときに、意識を向けるくらいは構いませんが、お腹に力を入れるのは、血圧が上がります。脳にも圧力が加わるのです。ですから血圧の高い人や心臓に疾患のある人は避けなければなりま…
A.大雑把には、そう捉えられています。横隔膜は、肋骨の下から6番目までにへばりついてドーム状になっている筋肉です。肋間筋は肋骨の内外に交差して張り巡らされています。ですから横隔膜と肋間筋が分かれて働くことはないのです。横隔膜の呼吸には、肋間…
A.両肘を後ろに引いて両肩と顎を前に突出して胸を張ると、胸は全く張れてなくて猫背の背中のまま、腰がくびれるように後ろに反ってお尻が後ろに突き出す格好になります。胸を張ることと腰を反らせることは違います。 普通に立った姿勢から腰を後ろへ反らせ…
A.オキシトシンは、活力や幸福感をもたらしてくれるのでよく話題に出ます。しかし、最近、妬みの感情を強めることがわかってきました。 オキシトシンは、1906年ヘンリーデールが発見しました。意味は、迅速な出産というギリシャ語です。哺乳類の出産、授乳…
A.最低限の力で最大の力を発揮するのが何事も秘訣ということになります。体もそうですし声も同じです。そのために鍛えることと同じくらいに脱力することの重要性が説かれているわけです。 ただあまりにリラックスや脱力の重要性が説かれて、そのフォーム自…
A.体の脱力した安定をコアを感じながら、行うのがバランスボールです。力が入るとバランスが崩れるわけです。だからといって力を抜いてもバランスが崩れます。バランスが取れるように力を保持していくことによって、自分の体とボールが一体となり、体幹が…
A.自分が正しいと思っている姿勢をとって、どうなのかを見てみます。何か不自然であれば、それは他の人もそう見えているのです。 特に動くところについてみましょう。顎や胸や肩、腰、お尻は、どうでしょう。 こういうチェックをすることによって、日頃、…
A.トレーナーのやり方に合わせた方が結果として、自分の自分に合ったメニュになるということもあるのです。自分に合ったということが、単にやりやすさや好き嫌いで判断されてしまうと、せっかくのトレーナーをうまく生かせないことになります。他人を利用…
A.同じメニュでもやり方や数量を加減することによって、全く異なる使い方もできます。あるところまで同じメニュで進めた方が、そのトレーナーの経験からもいろんな比較もでき、データが豊富なので、細かな対処ができるようになるというようなこともありま…
A.使う人によって違うとしか言いようがありません。ただトレーニングというのは1つの目的に対してそれを最短で効率よくなし遂げていくためのプログラムのような感じです。それに対して稽古は、日々、同じことを繰り返している中で、何かしら総合的に深めて…
A.腰痛とは病名ではありません、腰が痛いという症状です。大体は、数週間以内に改善するものです。しかし、3分の1ほどは、1年後に慢性化したりし、20%は生活に支障をきたすといわれています。 原因が特定できるのは、全体の15%だそうです。 原因として最も…
A.オーラルフレイルは口内が衰えていないかどうかです。 パタカラ体操は、唇、舌、喉、巻き舌の運動となります。5秒間に何回タタタタタタといえるか、30回以上が目安です。1秒あたりの発音回数をチェックしてみましょう。パタカで2回以上いえるでしょうか…
A.オーラルは口、フレイルは、歳をとって体が衰えた状態のことです。 ですからオーラルフレイルで、口から始まる老化です。 これは大きく分けて2つあります。 喋ることと飲食することです。滑舌が低下したり声が掠れたりするのは発声機能に関することです…
A.へモグロビンの量が、男性で13グラム/デシリットル、女性で12グラム/デシリットル以下であると、貧血と診断されます。血液中の鉄が不足することでの貧血は、鉄欠乏症貧血です。 ヘモグロビンは、ヘモが鉄、グロビンがタンパク質です。ですから、鉄の補給…